2015年5月6日水曜日

アンマ(ETW:エンブレイシング・ザ・ワールド)     によるネパール大震災への支援活動報告

2015年4月25日、土曜日、非常に強い地震がネパールを襲いました。


 首都カトマンズの付近では1900人以上が亡くなり、町の歴史的な中心地は壊滅状態となりました。高さ60メートルほどのタワーは崩壊し、瓦礫の山と化した中に数十人の観光客が閉じ込めらました。
 翌日、日曜日の午前、ネパール当局は、被害の惨状を直視し、死亡した1931人(4/26の時点)の内のほどんどはカトマンズと周囲の谷で亡くなり、負傷者は4700人以上にのぼる(4/26の時点)と発表しました。
 しかし、地震は亜大陸を広範囲に襲い、エヴェレスト山周辺でも雪崩により少なくとも登山者
17人が死亡しました。インド北部でも少なくとも34人が死亡し、チベットとバングラディッシュでは建物が揺れました。ここ80年以上の間に起きた南アジアを襲った地震ではで最悪で、インド全域、バングラディッシュ、中国チベット地区、パキスタンでも感じられたほどの強い地震でした。ネパールで起きた最悪の地震は1934年の8.0が記録されており、カトマンズ、バクタプル、パタン のほとんどが
崩壊しました。
 アンマはそこでの状況を調べるために、インド、エンブレイシング・ザ・ワールドからBr.
ニジャアムリタをカトマンズに送りました。ちょうどBr.ニジャアムリタからの最初の報告を受け取ったところです。
『崩壊は壊滅状態であり、状況は極めて悪いです。余震への恐怖から、人々は自分たちの家に入ることを諦めて路上で生活しています。早急に必要なものは暖かい衣服、食料、水です。インド、エンブレイシング・ザ・ワールドは50トン(5万kg)の小麦、暖かい衣服2000セット、医薬品をカトマンズに送るよう手配しました。インド、コーチンにあるアムリタ病院(AIMS)では、遠隔治療車、救急車、医師と救急医療隊員のチームがすぐにも出発しましたが、NGOのチームは現地の法人のサポートがないと自由に救援活動を行うことができないため、我々は現地で働いている国連救援チームと提携して動けるよう手続きを進めました。』

<2015年4月27日時点の状況>

Br.ニジャアムリタによるレポートはこちら